場づくりを使った「家庭の団らんの作り方」について | home's vi Blog

場づくりを使った「家庭の団らんの作り方」について

こんにちは、まーしぃです。
「家庭の団らんについて」友人と偶然のダイアログが面白かったので書いておきます。
僕らは場について研究していますが、家もひとつの場です。
だから、どういう工夫をすれば団らんが生まれるのか? 僕自身、団らんを渇望した経験があったからこそ、探求したいテーマ。団らんがあれば、社会課題の多くは変わってくるんじゃないか、そんな気さえしてきます。
「団らんのひとつの要因は、母親の居心地が良い場が大事」って話がでました。生活面で活躍することが多い母親の状態で場の空気が大きく変わり、家族の居心地も良くなるという話だった。それって建築設計の影響も大きそうって話でした。
一方で、建築家は男性が設計するケースが多くて、それだと母親は家の中でムダな生活動線が多くて疲れやすいって話が面白かった。学生時代に会った方で、母親の視点で間取りを設計する仕事をしている女性が、「母親の家事のしやすさ、親子のコミュニケーションが家の設計で大きく変わる」って昔教えてくれたのを思いだしました。
(参考:株式会社ミセスリビング http://bit.ly/GLk2XL )
home’s viで仕事で場を作る時は、紙の配り方、椅子の動かし方など細かなひとつひとつを大事にしてます。場にいる人の小さなストレスや意識の拡散を減らす繊細な工夫の積み重ねによって、会話に没頭できイキイキと話し合える環境が作れるからです。だから、家庭での毎日の細かなストレスの積み重ねによる場への影響力がすごいだろうなって想像できます。
いつか、「家庭の団らんの作り方」、みんなで話したいテーマです。照明、家の設計、部屋のレイアウト、空間の素材、言葉の選び方、そういう場づくりの技術をベースに、コミュニケーションがうまれやすい場のレシピって作ってみたいなー
なんて妄想していました。ほんとはみんな、それがほしくてがんばってるんじゃないのかな?なんて思ったりするからです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です