第8回ファシグラ研究~ファシグラ学び合い編~ | home's vi Blog

第8回ファシグラ研究~ファシグラ学び合い編~

みなさんこんにちは。
スタッフの荒川です。
今日は、先日開催したファシグラ研究会の報告をちょこっとさせてもらいます。
これを読んでおもしろそうって思った人はぜひ次回のファシグラ研究会に参加して下さいね。
では、報告をどうぞ~^^
3月18日(日)第8回ファシグラ研究会を、京都精華大学の教室をお借りして参加人数20名で開催しました。
最初は、サークルになってチェックイン。ルールを説明したあと、お題は、
「今日身につけているあなたのお気に入りの一品」です。
名前、身につけているお気に入りの一品の実物をみせながら、それへの思いを少し語ってもらいます。それぞれの個性ある一品から人となりを知ることもできて、場がほぐれていきました。
次のアイスブレークは「バランスをとれたチームをつくろう!」桃太郎の昔話を思い出してもらって、自分のキャラを、桃太郎、犬、雉、サルを思い浮かべてもらいます。それぞれキャラがミックスになるように、三つのグループにわかれました。
ファシグラ写真7   第8回ファシグラ研究会写真8   第8回写真9
さて、メインワークの開始です。今回のファシグラ研究会は、これまでとは違うアプローチでファシグラを探求する場にしたいと考えてました。「これまでとは違うアプローチ」とは、「スタッフも含めた研究会の参加者同士で教え合い学び合う」という視点でプログラムを進行することにチャレンジするということです。
ファシグラ写真10
この趣旨にそって、ファシグラのスキルの講義ははありません。そのかわり、最初に、ファシグラの意義を物語風にした、紙芝居を行いました。収拾のつかない、動物王国に、なぞのファシリテーターが登場して、グラフィックを教えて、平和な状況に収まるというストーリーです。オリジナルでつくったものですが、スタッフが感情をこめて紙芝居を演じました。
ファシグラ写真8
つづいて、手順の説明を少ししたあと、早速、3チームにわかれて、ファシグラを使って学べるワークづくりが始まりました。各チームには、スタッフ、ファシグラ経験者と、全く初めての方のミックスされてます。昼休みをはさんで、各チームのファシグラワーク完成です。
ワーク実施順番を、自発的に決めた結果、最初のチームは、ファシグラ入門講座です。少しだけ、基礎の説明をしたあと、チェックインでおこなった「お気に入りの一品」について、個人でA3に、対象物の名前、特徴のポイント、イラスト、マーク、囲み、矢印をいれてファシグラを行い、貼りだしました。みなさん、結構カラフルで面白いものができてます。続いて、マンダラをつかって、二人ペアーのインタビューを行います。聞いて書くという練習にもなりました。
続いてのチームは、会議で使うファシグラの実践です。使えるペンの本数は、抽選で決まめるという変化をつけています。そして、グループ内でベテランと初心者二人ずつ、模造紙の前に立ちます。部屋の真ん中では、「京都精華大学学生ファシグラ研究会の会議の話し合い」という設定で、即興の会議が始まります。それを聞いて、会議のレコーディングをファシグラしていきます。終了後、まず、各チーム内のできたファシグラの振返りを行います。そして、最後に全体ふりかえりで、ほかのチームのファシグラをお互いみて、気づきを交換しました。
最後のチームは、ファシグラが上達するための、ノウハウを考えてもらうというもの。各チームで、ポストイットもつかって、議論がおこなわれました。「お師匠さんを持つこと」
「イメージをもってファシグラをすること」等が出されました。
それぞれの、各ワークをやってみた気づきを、ポストイットに書いて、作成したチームにフィードバックも行いました。
ファシグラ写真4  ファシグラ写真3  ファシグラ写真5
最後の振返りは、今日一日ファシグラを体験しての気づきを、各自内省でファシグラを書き、違うグループに別れて、共有しました。
初心者の方、最初は戸惑ったところもあったようですが、終了時には、全員、はればれとした笑顔で、感想を述べ合っていました。
ファシグラ写真1
17時過ぎに終了後、会場の片付けを全員で行い、出町柳のボンボンカフェに移動して、懇親会を行いました。それぞれの感想を述べながら、大いに飲んで語り合うことができました。
スタッフとしては、こちらから、ワークの内容を用意せずに、作ってもらうということで、参加者が主体的に取組んでくれ、また、ファシグラのスキルの吸収も非常に高かったと感じました。また、チェックインで使ったお題「一品」が反映されたり、偶然ですが、3つのワークも、入門→実践→上達法になったことが、とっても良い流れとなっていました。
それと、スタッフチーム、丁寧に、話合いを重ねて、ワークを準備しました。4回の打合せ、合計12時間の話しあい。細部は適当にしているとこもあるけど、結局、しっかりシェアードビジョンできてきるので、連帯して動けたと思います。
集まった参加メンバー、20才の学生から、60代の税理士の先生まで多種多様な人が、違和感なく、積極的に協力してワークしていただけました。
同じ進行で、長尺模造紙に、スタッフの一人が、ずっとグラフィックレコーディングとっていました。わかりやすくポイント押さえられ、全体の流れが一目でわかり、素晴らし出来だと、参加者からの声が上がってました。
今後、ファシグラ研究会は、年3回のペースで続けていきます。いろんなことにチャレンジしつつ、つづけるなかで、ファシグラ活用を探求していきたいと思います。
今後とも、皆様のご支援よろしくお願いいたします。

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