「ティール・ビデオ・マラソン with ホームズビー」って実際どんな感じなの？

こんにちは。そして、はじめまして。
場とつながりラボ home’s vi（以下、ホームズビー）でスタッフを（少し）している、ハヅキといいます。

ホームズビーでは3年ほど前、「フレデリック・ラルーが大切に育て上げた「ティール組織」という考え方を、ティールの旅路を歩もうとする人たちに深く共有したい」という思いから「ティール組織ラボ」を立ち上げました。
「概論編」「深化編」などさまざまなセミナーや機会を通して「ティール組織」の叡智を共有したり深めたり、と活動しています。

その一つに「ティール・ビデオ・マラソン with ホームズビー」があります。

1 そもそも「ティール・ビデオ・マラソン with ホームズビー」って？
2 火曜と土曜の2コース、現在は4期が開催中！
3 「じっさい、どんな感じなの？」
4 次回・第5期は火曜夜コース、10/11スタート！

そもそも「ティール・ビデオ・マラソン with ホームズビー」って？

131本のティール組織ビデオシリーズ

2018年1月に日本語版が発刊された『ティール組織』は累計10万部を突破し、2022年現在もビジネスパーソンから大きな支持を集めています。
そして、著者のフレデリック・ラルーさんは新しい組織のあり方を実現しようとする人を応援すべく「Insights for the Journey」という特設サイトで、原書出版後から5年の歳月をかけて131本のビデオシリーズを公開してきました。

さらに、「このすばらしい知恵をより多くの日本人実践者にこの動画を活用してほしい」という思いから、風と土と・英治出版が協働ですべての動画に日本語字幕をつけ、無料公開してくださいました。そのおかげで日本においてもティールの叡智を誰もが学べる環境が生まれました。

「書籍『ティール組織』が『ティール組織とは何か？』を表しているとしたら、これらのビデオ群は『じゃあ、具体的にどうしていくの？』を扱ったものと言える」
と、『ティール組織』解説者であり、ホームズビー代表の嘉村（以下、けんしゅうさん）は言います。

131本のビデオ…仲間とだったら鑑賞できるかも？！

一つ一つの動画はとても学び豊かで、たくさんの気づきを与えてくれるものです。しかし同時に、131本のビデオを見るのは骨の折れる作業。
わたしたちホームズビーメンバーでも、これら一つひとつ視聴・解釈・学びとして蓄積し、また次の一本を観て…と、その様子を想像するだけで途方に暮れてしまいました。

「豊かな学びの宝物ともいえるこのビデオシリーズを、たのしく・着実に鑑賞し続けることはできないか？！」

と考え、生まれたのが【ティール・ビデオ・マラソン with ホームズビー】という取り組み。
仲間を集い、ともにビデオを鑑賞し、ともに語りあう機会を毎週つくろう！という企画です。

受講生として、参加した様子をまとめてみる

わたしはホームズビースタッフでありながら、実はティール組織についてもプロフェッショナルという訳ではなく、目下学び中の身です。
各プログラムや講座ではみなさんにお知らせを送るなど運営に携わりつつ、講座中はイチ受講生として講義を聞いたりワークにも参加したりしています。

そして今回『スタッフ』ではなく『受講生』の目線で、ビデオマラソンの様子をここにまとめて見ようと思います！（ドキドキ、初の試み！）

「ちょっと気になっているけど、実際どんな感じなんだろう？ただ観るだけ？」
「マラソンって言うとなんかしんどそうだけど、そうでもないのかな」

等、どこか『モヤッ』と感じる方のヒントになればさいわいです。

火曜と土曜の2コース、現在は4期が開催中！

マラソンは火曜21時半〜23時、土曜9時〜10時半の2コースが設けられています。
毎週2〜3本のビデオを参加者で一緒に鑑賞し、気付きや疑問、感想などを共有しあっています。

#	開催時期	コース	章
1期（終了）	2022/05/10 〜 2022/06/21	火曜 21時半〜23時	1
2期（終了）	2022/05/14 〜 2022/08/06	土曜 9時〜10時半	4.1
3期（終了）	2022/07/19 〜 2022/09/06	火曜 21時半〜23時	2
4期（まもなく終了）	2022/08/27 〜 2022/10/08	土曜 9時〜10時半	4.2
5期（申込受付中）	2022/10/22 〜 2022/11/15	火曜 21時半〜23時	3

現在は第4期土曜朝コース、第4章2部（※4章のみ4部構成になっています）が開催中です！

「じっさい、どんな感じなの？」

はじまりはチェックインから

開始時間を迎えると、ホームズビー主催の場ではお決まりの「チェックイン」からスタートします。チェックインとは、自分自身の「いまここ」の様子を、その時間をともにする人に話すこと。

「今週は家族の誕生日で楽しい時間を過ごし、いまもその余韻が少し残っています」「この後の予定が詰まっているので少し焦りがあります」

など人によってそれぞれです。自分の「いまここ」を言葉にすることで、そのことから講座へと意識を集中します。

ビデオ鑑賞、まずは自分の内側の気づきをみつける

いざ本編。ラルーさんのビデオを画面共有機能を使って一緒に鑑賞します。ビデオは1本辺り5〜8分です。（長いものだと10分を超えるものもあります）

鑑賞後まずは、個人の時間。ビデオの日本語訳テキストを眺めながら、
「①印象に残ったこと、響いたこと、感想」
「②次に活かしてみたいこと、チャレンジしたいこと」
「③（もしあれば）浮かんできた問い」
を各々書き出し、slackチャンネルに投稿します。

毎週この作業を繰り返していくと講座終了時には鑑賞したビデオ一章分の発見や学びが蓄積できます！しかも自分だけでなく仲間の学びも得られてしまう、うれしい仕組みです！

仲間と共有することで新たな発見につながる

個人の書き出しのあとは、どんな気づきがあったのか一人ひとり共有し、フリーディスカッション。

話をしているうちにティールへの理解が深まるのはもちろん、他の人がどのように現場に活かすのか知れたり、自分にコメントをもらい新しい考え方を発見できたりします。
また、ティール組織解説者のけんしゅうさんから直接、そして即時で、補足説明やフィードバックをいただけるので、理解の深まり自体が早く、腹落ち感がしっかりあります。

ビデオ鑑賞からフリーディスカッションまでの一連を毎週2〜3回ほど行なったところで終わりの時間を迎えるので、ひとこと「チェックアウト」（チェックイン同様、講座を終えた自分の「いまここ」を共有します）して終了です。