第十七回ファシグラ研究会報告
日時:3月6日13時から17時
場所:職員会館かもがわ 大多目的室
参加人数:23名
運営担当:ファシグラ研究会スタッフチーム 竹ノ内、荒川、藤原
実施項目:
1.オープニング
2.ファシグラ入門ワーク
3.プロアクションカフェによるファシグラ実践
4.クロージング
⚪️ワーク内容
1.オープニング
3人一組で「今の気持ち」のチェックインのあと、実際大規模なパネルディスカッションのグラフィックによるレーコーディングの事例を写真をみせながら伝えました。そのあと、4人一組で、「出身地についての紹介」、一度シャッフルして「今日期待すること」を、紙に書きながら(可視化)話をしてもらいました。
2.ファシグラ入門ワーク
ファシリテーショングラフィックとは「はなす きく かく みる」のコミュニケーショントレーニングの一貫であるというお話しをし、各項目のステップをふんでいきました。まずは「きく」。A4用紙1枚を3×3のマンダラというフォーマットを使い質問を考えて頂きました。その後、「はなす きく かく 」のステップをトリプルインタビュー(3人1組でインタビューされるはなす人、グラフィッカー役のかく人、ファシリテーター役のきく人を、決め、順番にまわしていく手法のこと)を使ってトレーニング。みなさん、インタビューされた内容をとても鮮やかに描かれていたり、5分では足りないくらい話しが盛り上がっていました。
「みる」のステップでは、描かれた紙を見せて机の中で内容を発表したり、描かれた紙は「編集する」というステップをふんだ後に壁に張り出し、皆に見えるようにしそれぞれの良さと気づきを共有する時間をとりました。たくさんのケーススタディを前に参考になるところが多かった様子。
3.プロアクションカフェ
各自、自分が主体的に取り組んでみたいテーマを、3人一組で、まず話し合ってもらいました。この場で「新たな発想をもって取り組みたいテーマ」先着順でコーラー(提案者)を募集しました。最初のラウンドでは、コーラーからテーマの背景説明でした。コーラーが語り、他のメンバーでファシグラします。次のラウンドで、さらに良くするために、必要なサポート、第3ラウンドで、あらたな気づきと、今後のプランを話し合ってもらいました。毎回、メンバーはかわり、ファシグラする人も変わっていきます。最後に、コーラーから、テーマについてのプランと感想を語ってもらいました。
4.クロージング
今日1日を通しての、気づきとネクストステッップを紙に書いてもらい、会場をあるきまわって、2−3人ずつで共有する形で終わりました。
1年ぶりのファシグラ研究会でしたが、プロアクションカフェに、ファシグラを組み合わすことで、実際の議論の様子が手をとるようにわかるのと、入門ワークで学んだことを早速使える場となり、有効な流れだったと思います。
以上
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