こんにちは、ふじわらです。
今日は、自分が精神の病気を抱えながらも一応、社会の中で働くことが出来ているということを書きます。
僕は、現在27歳ですが、ちょうど3年前に急性精神病障害とされる病気を発症しました。
原因はわかっていませんが、京都から実家のある兵庫に帰って家業の商店の営業の仕事をはじめて4か月、
仕事のストレスからか、不眠が続いていました。ある日突然、発作のようなものを起こして、
得意先の事務所で暴れました。
そして救急搬送。
症状自体は治療がよかったのもあり、1週間くらいで現実が認識できるようになりましたが、
そのままそこの精神病院に8か月入院しました。退院時の診断書の病名は統合失調症となっていました。
退院後、同じような病気や障害を持つ人が集まる作業所に通いますが、
こういった病気をすると、次に働く場所を見つけるのが大変です。
職場に病気の事をオープンにするかクローズにするかという要素もあります。
いくつか自分でネットで探した所や友人にきいた所で面接を受けましたが、全部だめでした。
いつまた再発するのかわからない不安を抱えながら、実家の仕事を続けるしかないのかなあと思っていた矢先、
今年のはじめに当NPOの代表で大学時代同じシェアハウスでくらした、嘉村さんの方から電話をもらいました。
「昔のようにコミュニティスペースの管理と僕の付き人的な仕事をしてみないか?給料も出せるよ。」と。
奇しくも、電話を受けたのが発症した当時と同じようにスーツに身をつつみ父親と営業の仕事に出かけているときのことでした。
家族とも相談し、ぜひ働きたいと返事をしました。そして無事京都に引っ越しをし、新生活をはじめました。
慣れない環境で大変かと思いきや、「大学時代を過ごした京都が自分にやっぱり合っている!」そんな感覚さえ感じています。
体調が悪い時は、めまいや吐き気、ハラハラするというような症状が出てしまうけど、
「今日は早めに家に帰っていいよ。」という言葉を嘉村さんからもスタッフの方からもいただく環境。
病気の経緯も包み隠さず、話して、それを聞いてくれる環境。「大丈夫?」と心配もしてくれる環境。
これら全てが、ぼくが働いていく上で感謝すべき仕事環境です。
退院後の2年半はいろいろともがいていましたが、その時期があっていまがあるのだろうとも思います。
働く事で得られる達成感や、仲間とのつながり、お給料、どれもかけがえのないものです。
これからもこの場所を大事にして、感謝の気持ちを忘れず、日々すごしていきたいです。
長々と失礼しました。
以上です。
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私も病気して、家族の大切さ、仲間の大切さを改めて感じる事ができました。こうして、藤原さんが頑張っておられる事も私にとって、とても励みになります。
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さんふらわぁさん
はじめまして。ふじわらよしひこと言います。
コメントありがとうございます。
誰も読まれてないのかも、と思いながら書いた記事でしたが、読んでいただいたみたいでうれしいです。
おっしゃるように家族や仲間に支えられて、今を生きているという感じです。
さんふらわぁさんも、ご病気をされたとか、今もその病気とつきあっていかれている感じでしょうか?
回復をお祈りしています。
> 私も病気して、家族の大切さ、仲間の大切さを改めて感じる事ができました。こうして、藤原さんが頑張っておられる事も私にとって、とても励みになります。